丸紅茜が装画手がけた大河ドラマ「いだてん」全話レビュー本、制作裏話も

「いだてん噺」

丸紅茜が装画を手がけた細馬宏通の著書「いだてん噺」が、河出書房新社より発売された。

同書は早稲田大学文学学術院教授である細馬が、2019年1月から12月までcakesにて連載していた「今週の『いだてん』噺」に加筆・修正を加えて収録したもの。2019年に放送されたNHK大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」の各エピソードについて、ストーリー、演出、俳優の演技などの点に着目した著者の感想が綴られた。また明治時代に建てられ、作中にも登場した塔・浅草十二階についてよく知る細馬はドラマにも企画の段階で携わっており、「いだてん噺」ではそのときの裏話も語られている。

丸紅は装画について「ドラマを彩った様々な要素に囲まれながらにぎやかに現在へ向かっていくイメージです。走りのフォームの独特さにも注目して描いてみました」と自身のTwitterにてコメントしている。