雨の日に“あの子”がやってきた、宵町めめの読切がミステリーボニータに

月刊ミステリーボニータ9月号

宵町めめの読み切り「雨映しの街」が、本日8月5日に発売された月刊ミステリーボニータ9月号(秋田書店)に掲載された。

「雨映しの街」は同級生の自殺を受け入れられない男子学生を描いた物語。事が起きたある日、雨が降っているにもかかわらず「私は大丈夫だから」と言う藤川雫に水橋は傘を借りていた。なぜ言葉の意味に気付けなかったのかと、自分を責める日々を送る水橋。しかしある日、彼は雨の中で亡くなったはずの藤川の姿を見かけ……。

そのほか今号のミステリーボニータには、吉川うたたの読み切り「大江戸 of the DEAD」も収録。屍人退治人として活躍する、若き日の徳川光国が描かれる。また縹けいか原作による兼宗「ファタモルガーナの館 あなたの瞳を閉ざす物語」は最終回を迎えた。