冬アニメPVを一気見する「つづきみ」開催、はたおにやポプテピが会場沸かす

「三ツ星カラーズ」結衣役の高田憂希。

0話切り撲滅委員会によるイベント・第6回「僕たちは新作アニメのプロモーション映像を3時間かけて一気観したらどのくらいつづきをみたくなるのだろうか?」、通称「つづきみ」が12月26日に開催された。

本イベントは、新作アニメのプロモーションビデオを連続視聴するという内容で、約3カ月ごとに開催されている。第6回は2018年冬にスタートする、もしくは上映されるアニメが対象だ。

45本に及ぶ映像の中で、特に会場を沸かせていたのは「働くお兄さん!」と「ポプテピピック」。前者は最後に登場する“名前を呼んではいけないその動物”役の杉田智のインパクト、後者は外国人を起用したCM風というやりたい放題な内容が爆笑を誘っていた。

ほかにも「覇穹 封神演義」や「カードキャプターさくら クリアカード編」といった懐かしい作品の新作枠では、司会の結をはじめ、場内の多くが興味津々の様子。映像に強いこだわりを感じさせる「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」や「ハクメイとミコチ」の映像が流れると、会場から感嘆の声があがった。

またPVの間にはゲストとして出演者やスタッフも登壇した。「三ツ星カラーズ」で結衣役の高田憂希は、上野を台にした作品にちなんでパンダ型の帽子を被って登場。「(上野は)今シャンシャン、シャンシャン言っているから、それに乗っていきたいですね」と時事ネタを交えて意気込んだ。

「刻刻」で佑河樹里を演じる安済知佳は、同作の魅力として止まった世界の表現や、ダメ人間たちの能力バトルといった話す流れで、「(ダメ人間ばかりの家族の中でも)原作で特にクズだったお父さんが、辻谷耕史さんの演技によって愛すべきクズになっている」と独特な注目ポイントを語る。また「gdgd妖精s」シリーズに連なる新作「gdメン」のターンでは、シリーズ恒例の声優によるアドリブパートを、ヨミ役の山本臣が実演。お題となったのは、スマートフォンで自撮りしまくる女性たちを描く4コママンガ。そのセリフの空白部分で山本はすぐさま毒づいてみせ、アフレコで鍛えた対応力の片鱗を見せていた。

終了間際、ニコニコ生放送で募った「今日の放送で観たい新作アニメは増えましたか?」というアンケートでは、「はい」が83.3%を占めた。来場者、視聴者が冬アニメへの期待を高める中、イベントは閉幕。第7回は3月末に開催される。なお、今回の「つづきみ」の模様はニコニコ生放送にてタイムシフト試聴が可能だ。