自衛隊のロシア派兵、命の軽い下流民の動員…巻来功士が描く絶望的近未来SF

「FAKE WORLD 自衛隊調整児部隊、殺人古代蟲を駆逐せよ」1巻(帯付き)

「ゴッドサイダー」「メタルK」などで知られる巻来功士の「FAKE WORLD 自衛隊調整児部隊、殺人古代蟲を駆逐せよ」1・2巻が、本日9月20日にコアミックスから同時発売された。

「FAKE WORLD 自衛隊調整児部隊、殺人古代蟲を駆逐せよ」の舞台は、ロシアで巨大昆虫の大量発生が起きた2039年の世界。アメリカを中心とする連合軍が巨大昆虫を駆逐するための準備を始める中で日本は、人工授精により大量に生み出された“労働力調整児”たちを最前線に送り出すことを決める。高待遇に惹かれて自衛隊の求人に応募した主人公・錨宅也を待ち受けていたのは、巨大昆虫と戦うための非人道的な訓練だった。寄る辺なき労働力調整児たちの奮闘と、人類を襲う未曾有の危機を描いた近未来SFが展開される。