破壊衝動を暴力に変える、孤独な男のファイトクラブ「アタックシンドローム類」

「アタックシンドローム類」1巻

吉沢潤一がビッグコミックスペリオール(小学館)で連載中の「アタックシンドローム類」1巻が、本日11月30日に刊行された。

ショッピングモールの夜間警備をする類我次郎は、普段は温厚で物静かな青年。しかし彼は日頃から確認行為、不潔恐怖、配置へのこだわり、音楽への依存といった強迫性の症状に悩まされていた。そして我次郎には破壊衝動を抑えられないが故のもう1つの顔があり……。「足利アナーキー」「ギャル男VS宇宙人」の作者が描く、暴力に生きる男の“孤独のファイトクラブ”だ。