「夜王」の倉科遼がマンガ原作者として最後の仕事、実在の元ホストをモデルに新連載

手塚マキ氏

倉科遼作、柳葉あきら画の新連載「夜を生きる 歌舞伎町ホスト・手塚マキ物語」が、本日5月27日発売の小説幻冬6月号(幻冬舎)でスタートした。

「夜王」「嬢王」「女帝」といった、夜の世界を題材にしたマンガの原作を手がけてきた倉科。「夜を生きる 歌舞伎町ホスト・手塚マキ物語」は、元ナンバーワンホストで現在は東京・新宿の歌舞伎町でホストクラブや美容室など二十数店舗を展開するSmappa!Groupの会長・手塚マキ氏をモデルとし、彼の著書「新宿・歌舞伎町 人はなぜ<夜の街>を求めるのか」を原作に描かれる。

「『夜王』を終えて10年。もう一度ホストを書きたいと私に思わせたのが手塚マキです」と言う倉科。書店でたまたま手に取った「新宿・歌舞伎町」を読み、「こんなホストだったら会いたい」と感動して手塚氏に連絡したという。なお倉科いわく、同作は 「マンガ原作者としての最後の仕事」とのこと。さらに今秋には倉科プロデュースにより、同作の舞台化も決定している。