水木しげる描く「雨月物語」復刻、初版刊行時と同じA4大判サイズ

「水木しげるの雨月物語 愛蔵復刻版」のイメージ。 (c)水木プロダクション

水木しげるの雨月物語 愛蔵復刻版」が、復刊ドットコムより刊行される。

上田秋成により江戸時代後期に執筆された小説「雨月物語」。「水木しげるの雨月物語 愛蔵復刻版」には、その文章の美しさに魅せられ、水木が自身の絵で表現した「吉備津の釜」「夢応の鯉魚」「蛇性の婬」の3編が収録されている。

このたびの「愛蔵復刻版」は、1972年に番町書房より刊行された初版の造本を活かし、A4の大判サイズで登場。水木の細密画の数々が、原画からスキャンした高精細な製版と最新の印刷技術により再現されている。帯には哲学者・梅原猛からコメントも。なお復刊ドットコムにて同書を購入した人には、非売品のオリジナルポストカードが特典としてプレゼントされる。

(c)水木プロダクション