本日公開「センコロール コネクト」舞台挨拶、supercell新曲起用と続編制作発表

左から宇木敦哉監督、下野紘、花澤香菜、木村良平。

宇木敦哉が監督・脚本・作画を担当する劇場アニメーション「センコロール コネクト」で主題歌・劇中歌をsupercellが担当していることが明らかに。併せて「センコロール 3」の制作が決定した。

これは本日6月29日に東京・新宿バルト9にて開催された公開初日舞台挨拶にて明らかになったもの。舞台挨拶には宇木監督のほかテツ役の下野紘、ユキ役の花澤香菜、シュウ役の木村良平が登壇し、宇木監督自身の口から「センコロール 3」の制作決定が発表された。このたびの続編完成までに10年近くかかったこともあり、「いつごろ観られるんでしょうか(笑)」とキャスト陣から心配の声が上がると、宇木監督は「なるべく早くお披露目できれば」と答え、まだ構想段階だとしながらも「大枠としては、ユキとテツ、そして2人を繋ぐセンコ。彼らの物語の完結編にしたい」と話した。

supercellは主題歌として「#Love」、劇中歌として「Nanairo Night」を提供。曲の完成が公開の1週間前だったこともあり、キャスト陣が曲を聴いたのはこの舞台挨拶が初めて。supercellらしいサウンドに、監督・キャスト陣ともに満足した様子を見せた。ryoからは、「センコロール2、もう完成しないんじゃないかと思ってましたが、ついに完成との事で、宇木さんおめでとうございます!」とコメントも寄せられている。なお三輪士郎がイラストを手がける「#Love」のキービジュアルもお披露目。夏頃にミュージックビデオの公開とCDのリリースが予定されている。

舞台挨拶には宇木監督の誕生日を祝い、センコをかだとったケーキも登場。下野は「キャスト陣も『センコロール コネクト』の公開を、今か今かと楽しみに待っていました。これだけ多くの方が、同じように楽しみに待ってくれていたと思うと、本当にうれしいです」と満員の客席に喜び、花澤は「『センコロール コネクト』は、ゆるっとした独特の空気感が魅力的な作品です。いろんな方にその魅力を知っていただければと思います」と本作をアピールした。木村は「『センコロール』は何年経っても色褪せない、価値が薄れない作品。この作品でしか見ることができないものがあるので、ぜひ劇場まで足を運んでください」と呼びかけた。

「センコロール コネクト」は、2009年に劇場公開された短編アニメ「センコロール」に新作「センコロール2」を合わせた劇場アニメーション。突如現れた謎の生物たちと、それを操る少年少女たちを描く。また7月13日に宇木監督の故郷である北海道・札幌シネマフロンティアでの舞台挨拶が決定。宇木監督と下野が登壇する。チケットの販売方法などは公式サイトで確認を。

ryo (supercell)コメント

こんにちは、supercellです。
ものすごく久しぶりな稼働なので、10年前に戻ったような気持ちです。
ちょうどその頃宇木さんと出会ってセンコロール1のBGMと主題歌を担当させてもらったご縁で、今回もまた音楽の方を担当させて頂きました。
センコロール2、もう完成しないんじゃないかと思ってましたが、ついに完成との事で、宇木さんおめでとうございます!
ぜひ劇場に足を運んでご覧いただければと思います。

劇場アニメーション「センコロール コネクト」

公開中

スタッフ

監督・脚本・作画:宇木敦哉
音楽:ryo (supercell)
配給:アニプレックス

キャスト

ユキ:花澤香菜
テツ:下野紘
シュウ:木村良平
ケイ:森谷里美
カナメ:高森奈津美
ゴトウダ:赤羽根健治

(c)宇木敦哉/アニプレックス (c)2019 宇木敦哉/アニプレックス