久保帯人が審査委員長務めたモナコでのマンガコンテスト、大賞受賞作を公開

「RUNTIME」のカット。(c)Joanne KIM/Shibuya Productions/Shueisha

モナコ公国にて2月に開催されたマンガ、アニメ、ゲームのイベント「MAGIC(Monaco Anime Game International Conferences)2018」の「マンガ・コンテスト」で大賞を受賞した、KIM Joanneの「RUNTIME」が少年ジャンプ+にて公開された。

「RUNTIME」は太陽系に突如ホワイトホールが出現したことにより、多くのエイリアンが来襲することとなった地球を舞台にしたSF。「マンガ・コンテスト」では久保帯人が審査委員長を務めており、久保は「絵が上手く、説得力がありました。今後は読者の視点を考慮に入れてストーリーを描写するようになればさらに良くなると思います」とコメントを寄せた。

「マンガ・コンテスト」は「MAGIC2018」を主催するシブヤ プロダクションズと、少年ジャンプ+の共催によって行われたもの。ジャンプ+では、準入選作となったZilo DMK「Dream maker – The Artist」と、特別賞を受賞したTiers Monde & Max「Nako」も3月28日に掲載する。

久保帯人「RUNTIME」講評

受賞おめでとうございます。絵が上手く、説得力がありました。今後は読者の視点を考慮に入れてストーリーを描写するようになればさらに良くなると思います。

KIM Joanneコメント

今年のMAGIC国際マンガコンテストで大賞をいただき大変光栄です! あまりにも早かったので、まだ夢の中のようで信じられません。人前で話すのが苦手で、心の準備不足だったため、中野氏、細野氏を始め、審査員に自分の作品を紹介する際は非常に緊張しましたが、最終的には素晴らしい経験で感動の涙を沢山流してしまいました…忘れられないこの経験と『RUNTIME』で私の夢をかなえてくれたMAGICに感謝しています!この作品が読者たちにとって面白くて人気のマンガになるよう、頑張ります!