ドラマ「海月姫」ノムさん役は安達祐実、「“でしゅ~”はくせもの」と苦戦

安達祐実扮するノムさん。

東村アキコ原作によるテレビドラマ「海月姫」に、安達祐実がノムさん役で出演する。

ノムさんは天水館の住人・千絵子の友人で、ブライス人形オタクというキャラクター。人形用ドレスの敏腕職人でもあるノムさんは、尼~ずのドレス作りを最初はバカにしながらも、次第に協力する関係になっていく。なおノムさんは2月12日の放送回に登場する。

オファーを受けた安達は「娘も私もブライス人形が好きで、6体ほど持っているんです。ノムさんの気持ちがわかるというか、共通点があってうれしい!と思いました」とコメント。語尾に「でしゅ~」を付ける独特の話し方について、「何回練習しても、うまく言えなくて…“でしゅ~”はくせものだということがわかりました」と述べる。

ドラマ「海月姫」はフジテレビ系にて毎週月曜21時に放送中。月海役の芳根京子、蔵之介役の瀬戸康史、修役の工藤阿須加のほか、尼~ずのジジ様役は木南晴夏、ばんばさん役は松井玲奈、まやや役は内田理央、千絵子役は富山えり子が務める。

安達祐実コメント

撮影初日の感想

5話まで撮影が進んでいて、チーム感ができていると思っていたので、ドキドキしましたが現場でだんだん慣れてきて、なじみ始めたかな、と感じています。瀬戸康史さんとは、以前共演したこともあり、プライベートで皆で飲みに行ったこともあるので、安心していました

ノムさん役のオファーを受けて

“面白そうだな!”というのが、率直な感想ですね。最近は漫画原作のドラマのお話をいただくこともあり、東村アキコ先生の作品(『主に泣いてます』(2012年))もやらせてもらったので、またどんなとがった役なのかな?と、笑。オタク女子の役は初めてなので、チャレンジではありますが面白そう!と思いました。また、娘も私もブライス人形が好きで、6体ほど持っているんです。ノムさんの気持ちがわかるというか、共通点があってうれしい!と思いました

役作りでのポイント

ちょっと毒っ気があって面白いキャラクターですよね。セリフが怖いですし、笑。ノムさんは、自分の世界を持っていて、かつ多面性もあると思うので、怖いけどチャーミングに見えるようにしたいです。監督から“目を見開いて話す感じで、あまりまばたきをしないで”と言われたので、じゃあそんな感じで!って楽しんでやっています、笑

語尾に「でしゅ~」が付く独特の話し方について

“でしゅ~”がつくことでこんなに言いにくくなるんだ!って。覚えづらいし、すごく滑舌が難しくなるんです。何回練習しても、うまく言えなくて…“でしゅ~”はくせものだということがわかりました

視聴者へのメッセージ

監督が衣装合わせのとき、“猫背でやってください”と。かなり意識して猫背にしたのですが“まだ姿勢いいです!”と言われ、“まだ~?”って思いました。でもジジ様(木南晴夏)の猫背を見
て、なるほど!こうやるんだ!と学ばせてもらい、楽しんでおります。
ノムさんは人気のキャラクターですし、この物語に溶け込めるように頑張っていきたいです!

渡辺恒也コメント(フジテレビ編成部)

原作ファンならご存知、“もうひとりの尼~ず”と呼んでも過言ではないオタク女子キャラ、ノムさんですが、実はアニメ版にも映画版にも登場しておらず、今回が初の実写化となります。子供のような見た目に反して、毒舌と謎の口癖がさく裂するこれまた強烈なキャラクターですが、安達さんならノムさんの中にあるプライドや冒険心を巧みに形にしてくれると思います!

ドラマ「海月姫」

フジテレビ系 2018年1月15日より毎週月曜21:00~放送

スタッフ

原作:東村アキコ「海月姫」(講談社「Kiss」所載)
脚本:徳永友一
編成企画:渡辺恒也
プロデュース:小林宙
演出:石川淳一、山内大典
制作:フジテレビ/共同テレビ

キャスト

芳根京子、瀬戸康史、工藤阿須加、木南晴夏、松井玲奈、内田理央、富山えり子
泉里香、安井順平、要潤
床嶋佳子、小雪(友情出演)、北大路欣也、最上もが、安達祐実

ほか

(c)フジテレビ