「大乙嫁語り展」本日開幕、森薫のコメントとともに100点以上の原画が会場を彩る

「大乙嫁語り展」の様子。

森薫「乙嫁語り」の原画展「大乙嫁語り展」が、本日2月23日に埼玉・ところざわサクラタウンでスタートした。

ところざわサクラタウンの開業1周年を記念して開催される「大乙嫁語り展」は、森のカラー原稿やモノクロ原稿を中心とした100点以上の作品を展示するイベント。来場者には入場特典として「乙嫁語り」本編のネームをプリントしたリーフレットが配布されるほか、1日1名限定で、森のサイン色紙が当たる抽選プレゼント企画も展開される。

まずは「彩りの乙嫁たち」と題した単行本のカバーイラストを並べた展示からスタート。人物と背景を別々に描いているため、単行本としてデザインされる前の原画が楽しめるほか、イラストにはそれぞれ森からのコメントも添えられ、イラストに対する思いや執筆当時のエピソードが綴られている。

その先では「アミル」「タラス」「ライラとレイリ」「アニス」「パリヤ」「スミスの旅路」と、登場キャラクターごとにエリアを分けて展示を展開。原画とともに完成原稿とネーム・ラフを印刷したパネルも添えられ、森のマンガ制作過程を垣間見ることができる。また原画の合間には「乙嫁語り」着想のきっかけ、お気に入りのエピソードなどの質問に森が答えたコメントも掲示された。

さらに森がテーマごとに厳選した原画の展示、森による一問一答、2017年に「マチ★アソビVol.19」で行われた「漫画原稿ナマ執筆」の様子を収めた編集映像の上映、「乙嫁語り」以外の作品を展示したエリアなども用意。場内に掲出された森のコメントは、総数1万3000字におよび、原画とともに「乙嫁語り」の世界を堪能できる展示内容となっている。

またところざわサクラタウン2階にある書店・ダ・ヴィンチストアの特設コーナーでは、森の描き下ろしイラストを使用したオリジナルグッズを販売。加えて中央アジア5カ国の大使館協力による展示も行われている。なお角川武蔵野ミュージアム5階のレストラン・SACULA DINERでは、「大乙嫁語り展」開催を記念したコラボランチメニューを提供。レストランのコンセプトである「武蔵野食材の地産地消」と、「乙嫁語り」の舞台である中央アジアの食文化を融合させたメニューが楽しめる。

大乙嫁語り展

会期:2022年2月23日(水・祝)~3月21日(月・祝)
時間:10:00~18:00(最終入館17:30)
会場:埼玉県 ところざわサクラタウン
料金:通常入場券1000円、限定グッズ付き入場券2500円

大乙嫁語り展 前期スペシャルイベント 森薫先生×入江亜季先生 対談トークショー

日時:2022年3月6日(日)11:00~12:00、15:00~16:00
会場:埼玉県 ところざわサクラタウン内

大乙嫁語り展 後期スペシャルイベント 森薫先生サイン会

日時:2022年3月20日(日)10:00~19:00
会場:埼玉県 ダ・ヴィンチストア内セミナールーム

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