土田世紀の魅力に迫る特集がほぼ日で、「未成年」原稿などを展示する原画展も

「漫画家 土田世紀のこと。」バナー

土田世紀の特集「漫画家 土田世紀のこと。」がWebサイト・ほぼ日刊イトイ新聞にて公開。また6月15日より東京・TOBICHI東京にて「土田世紀飛びこむ原画展」が実施される。

「俺節」「編集王」「同じ月を見ている」「夜回り先生」などで知られ、2012年4月に43歳という若さで死去した土田。「未成年」「雲出づるところ」が小学館クリエイティブより復刊されることを記念した本特集では、土田のデビュー作「未成年」の第1話「残暑」の特別原画バージョン、「雲出づるところ」の第1話「コウノトリは新たな命を運ぶ」を公開するとともに、松本大洋、マンガ編集者の江上英樹、糸井重里が、土田作品の魅力を語っている。

またほぼ日のギャラリー・TOBICHI東京にて実施される「土田世紀飛びこむ原画展」では、「未成年」と「雲出づるところ」の約640ページにもおよぶ生原稿を中心に、「俺節」第1話の原稿などを展示。加えて松本、新井英樹上條淳士によるトリビュート画も披露される。さらに会場にちいさな上映館をしつらえ、「俺節」と「編集王」の第1話をスライドで上映。またTOBICHI常設ショップの奥にある「すてきな4畳間」に「土田世紀のお店」をオープンし、土田のグッズや本、お菓子などが販売される。

土田世紀飛びこむ原画展」

会期:2019年6月15日(土)~6月30日(日)
時間:12:00~19:00
会場:TOBICHI東京、TOBICHI東京2
料金:無料