池波正太郎の絶筆小説を武村勇治がコミカライズした「仕掛人 藤枝梅安」が完結

 「仕掛人 藤枝梅安」の「梅安冬時雨編」より。

池波正太郎原作による武村勇治「仕掛人 藤枝梅安」の「梅安冬時雨編」が、本日11月12日発売のコミック乱ツインズ12月号(リイド社)で最終回を迎えた。

池波による小説をコミカライズした「仕掛人 藤枝梅安」は鍼医者でありながら、必殺の針で人知れずこの世の悪を討つという暗殺者でもある主人公・藤枝梅安の活躍を描くノワール。梅安シリーズ最終章である原作小説は、1990年に池波が病没したことにより絶筆となっており、過去のコミカライズやドラマでは、オリジナルストーリーで展開されてきた。今年5月には連載スタートした「梅安冬時雨編」は、“武村版”の梅安最終章として描かれ、最終話では梅安最後の戦いとその結末が綴られた。最終10巻は2022年3月に発売される予定だ。