「ディエンビエンフー」電子版の完全完結計画、「TRUE END」のリニューアル開始

「ディエンビエンフー 完全版 13 TRUE END」

西島大介の個人電子出版レーベル・島島から、本日10月1日に「ディエンビエンフー 完全版 13 TRUE END」が配信開始された。

これまでに「ディエンビエンフー」シリーズの電子版は、小学館版全12巻に角川版1巻を合わせた「ディエンビエンフー 完全版」全13巻が島島から配信されていた。「ディエンビエンフー 完全版 13 TRUE END」は、前述の全13巻に双葉社から刊行された完結編「ディエンビエンフー TRUE END」全3巻を加え、装丁デザインを統一した全16巻構成で作品を完結させようという「完全完結計画」の第1弾になっている。

「ディエンビエンフー 完全版 13 TRUE END」では、双葉社から刊行されていた紙の単行本をリニューアル。装幀、本編ともに小学館「IKKIコミックス」のスタイルを継承している。カバー、目次、奥付などは再デザインされ、本編の総扉では平田弘史による毛筆の題字も復活。新規に制作された本編のフキダシ内外の写植文字も双葉社版とは異なり、「、」「。」を含む「小学館写植」を完全再現している。

なお「完全完結計画」は現状すべて西島の自己資金で行っており、続巻の配信日は未定。同プロジェクトについて西島は「これは戦争です。あるいは趣味です。資金が尽きたらクラファンで軍事援助を募るかもしれません」とコメントしている。島島のpixivFANBOXには「完全完結計画」のスタートに合わせて「男気!軍事支援5000円ヤーボ大佐コース」が新設された。