「魔性の子」刊行から30年!十二国記の書店フェア、山田章博描き下ろしグッズも

「十二国記」の30周年を記念したバナー。

小野不由美のファンタジー小説「十二国記」が、9月25日にシリーズ誕生から30周年を迎える。9月下旬から全国の書店で「十二国記30周年フェア」が開催され、同作の装画・挿絵を担当する山田章博の描き下ろし缶バッジが、書店限定で販売される。

「30周年記念ランダム缶バッジ」には山田が陽子や泰麒らをデフォルメした“ちびキャラ”をデザイン。全10種がラインナップされた。また「十二国記ちびキャラLINEスタンプ」もリリースされる予定だ。

「十二国記」は虚海という広大な海に隔てられ、“蝕”と呼ばれる現象によってのみ繋がっている現代と異世界を舞台にしたファンタジー。1991年9月25日にエピソード0となる小説「魔性の子」が刊行されたのを皮切りに、選ばれし王と麒麟、そして懸命に生きる十二国の人々の物語が綴られてきた。2002年にはNHKにてアニメ化。2019年には18年ぶりの新作長編となる「白銀の墟 玄の月」が発売され話題になり、2021年には新作短編集の刊行が予定されている。