「BLUE REFLECTION RAY / 澪」石見舞菜香・千菅春香が演技に込めた思い語る

「BLUE REFLECTION」プロジェクトのトークイベントより。左から岸田メル、石見舞菜香、千菅春香、EXiNA。

「BLUE REFLECTION」プロジェクトのトークイベントが、オンライン開催中の「AnimeJapan 2021」内で本日3月28日に行われた。

イベントには4月9日からMBSほかで放送されるTVアニメ「BLUE REFLECTION RAY / 澪」より、平原陽桜莉役の石見舞菜香、羽成瑠夏役の千菅春香、キャラクター原案を務める岸田メル、オープニング主題歌を担当するEXiNAが登壇した。アニメは2017年にコーエーテクモゲームスのブランド・ガストから発売されたヒロイックRPG「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」が原作。常に前向きで困っている人を放っておけない陽桜莉と、人と仲良くなろうとしても付き合い方がわからない不器用な瑠夏という2人の少女が出会うことから物語は始まる。

演技で工夫した点について、石見は「TVアニメで活発な女の子を演じるのは初めてだったので、陽桜莉ちゃんの明るさや人との間に壁を作らない感じを表現できたらいいなと思いながら収録していました」と話す。千菅も「監督が『変身して戦うシーンもあるけど、この作品は学生生活を描くもの、日常ものです』と強調されていたのが印象に残ったので、学生生活の中で普通の女の子として成長していく過程を大切に演じています」と瑠夏を演じるうえでの心構えを語った。

またEXiNAはオープニング主題歌「DiViNE」について、「少女の儚さ、そして秘めたる強さを歌詞と歌声に込めた一曲です」とコメント。10代の頃を思い出しながら歌詞を書いていたと振り返りつつ、初めてアニメの主題歌を担当することへの喜びを露わにした。

ここで「BLUE REFLECTION」の新作ゲーム2作品が発表に。PlayStation 4、Nintendo Switch、Steam向けの「BLUE REFLECTION TIE / 帝」、スマートフォンおよびPC対応ゲームの「BLUE REFLECTION SUN / 燦」、そしてTVアニメを合わせた3タイトルが「BLUE REFLECTION」プロジェクトとして展開されていくことが明かされた。これらの発表に合わせて岸田描き下ろしのプロジェクトコンセプトアートもお披露目。3作品のキャラクターがそれぞれ1人ずつ並んで描かれており、「絆は醜く、強い。」というキャッチコピーが添えられている。

コンセプトアートで注目してほしいポイントについて、岸田は「世界観。『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』のビジュアルは爽やかな雰囲気ですが、このコンセプトアートにはキャッチコピーにもあるように、ちょっとダークな成分を入れました」と説明。トークの後にはEXiNAがライブにて「DiViNE」を歌い上げ、イベントは閉幕した。