コナリミサト「珈琲いかがでしょう」中村倫也主演でドラマ化、監督・脚本は荻上直子

コナリミサトのイラストコメント。(c)コナリミサト/マッグガーデン

コナリミサト「珈琲いかがでしょう」のTVドラマ化が決定した。主人公・青山一役を中村倫也が務める。

「珈琲いかがでしょう」は、移動珈琲店を舞台にしたヒューマンドラマ。ワケありの店主・青山一が、さまざまな悩みを持つ来客たちの心を癒やしていく様子が描かれる。2014年から2015年にかけて、マッグガーデンのWEBコミックEDENにて連載され、全2巻の新装版が発売中だ。なお本日1月7日より、MAGCOMIにて原作のリバイバル連載がスタートする。

ドラマの監督・脚本を務めるのは、映画「かもめ食堂」「めがね」「彼らが本気で編むときは、」などで知られる荻上直子が担当。コナリはドラマ化について「珈琲いかがでしょうの実写ドラマ化すっごくすっごく嬉しいです……!!」と語り、2019年にTVドラマ化された「凪のお暇」でゴン役を演じた中村について「中村さんの演じてくださったゴンが素晴らしすぎたので、青山も素晴らしすぎる未来しか見えません。珈琲片手に毎週視聴します!!」と期待を寄せている。

また主演を務める中村は「原作からとても面白く、連ドラで見たいなと思っていました。脚本を読み、青山とさまざまな人との関わり合いの中で機微が動いていく様を、丁寧に紡いでいければと感じています」とコメントした。ドラマは2021年に放送予定。

コナリミサトコメント

珈琲いかがでしょうの実写ドラマ化すっごくすっごく嬉しいです……!!
最終回までの脚本をすでに読ませていただいているのですが、
原作エピソードはもちろんのこと、ドラマオリジナル回もあって楽しみです。
中村さんの演じてくださったゴンが素晴らしすぎたので
青山も素晴らしすぎる未来しか見えません。
珈琲片手に毎週視聴します!!

中村倫也(青山一役)コメント

テレビ東京の連続ドラマ初主演について

オファーをいただくずっと前、一昨年に原作者のコナリさんとお仕事させていただきまして、その頃にこの漫画も読んでいたんです。たいへん楽しく拝読させていただきました。なので世界観の共有はバッチリかなと。
あとはテレ東のナナナ推しが楽しみです(笑)。

オファーを受けた時の感想

そうですね、そういった声も僕のもとにも届いていて、「お待たせしました」といったところでしょうか。
これで僕以外の役者が演じていたら何よりもまず僕が文句を言っていたと思うので、良かったなと思います(笑)。
そしてドラマ化に際しまして、魅力的な監督陣、キャスト陣が集結しました。
青山という役を通じてホスト的な立ち位置もうまく演じられればと思います。

原作・台本を読んだ感想

原作からとても面白く、連ドラで見たいなと思っていました。
脚本を読み、青山とさまざまな人との関わり合いの中で機微が動いていく様を、丁寧に紡いでいければと感じています。

青山一という役を演じるにあたっての思い、意気込み

影と包容力のある、珈琲屋のぽわぽわした兄ちゃんとしてまずは存在できればと思います。

視聴者へのメッセージ

知らぬ間にコーヒーカップについてしまった汚れを綺麗に落としていくような、そんな作品になると思います。
癒しとハラハラを内包するこのドラマをぜひ楽しんでいただければと思います。

テレビ東京・合田知弘プロデューサー

コナリミサト先生の人気原作をお預かりし、荻上直子監督が連続ドラマ脚本に仕上げて世界観を作られ、そこに今、最も旬な俳優・中村倫也さんを主演に迎える、という本作はきっと他所では味わえない風味のブレンドになることを確信しています!
僕らプロデューサーの仕事は、豆(?)本来の魅力を引き立てながら、雑味が少なくクリアでバランスの良い一杯を視聴者の皆さまにお届けすること。
このドラマ、ひと口めはちょっと甘~く感じるかもしれませんが、回を追うごとに意外なほどビターでハードなテイストに仕上がっていきます。
そんな口当たりの変化も、ぜひ楽しみにご覧ください。

TVドラマ「珈琲いかがでしょう」

2021年、テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送にて放送
出演:中村倫也 ほか
原作:コナリミサト著「珈琲いかがでしょう」(マッグガーデンコミックスEDENシリーズ)
監督・脚本:荻上直子
監督:森義隆、小路紘史
制作:テレビ東京/アスミック・エース