植田まさし「コボちゃん」が連載1万3750回に到達、一般全国紙では最多記録

「コボちゃん」ロゴ

植田まさし「コボちゃん」の連載が、本日1月7日発売の読売新聞朝刊で通算1万3750回に到達。一般全国紙に掲載されているマンガとして、連載最多記録を達成した。

1982年4月1日にスタートした「コボちゃん」は、好奇心旺盛な少年・コボちゃんとその家族の日常をほのぼのとしたタッチで描いた作品。単行本は107巻が刊行されており、1992年にはTVアニメ化も果たした。2022年には連載40周年を迎える。

これまでの最多記録は、毎日新聞朝刊で1974年から2014年まで東海林さだおが連載していた「アサッテ君」の1万3749回。読売新聞では「コボちゃん」の連載最多記録達成を記念し、特集記事やプレゼント企画を展開する予定だ。

読売新聞朝刊のほか4誌での連載を抱え、毎日約10時間仕事をする生活を40年余り続けている植田。今回の記録達成にあたり「今日の締め切りまでに昨日より『よいもの』を。先のことは考えず、そうやって来る日も来る日も同じ作業をしてきました」「これからも、一つ一つコツコツと描き続けていきます」とコメントした。

植田まさしコメント

今日の締め切りまでに昨日より「よいもの」を。先のことは考えず、そうやって来る日も来る日も同じ作業をしてきました。年を重ね、夜になると目がショボショボして困りますが、面白い作品が出来れば苦労も吹き飛びます。
コロナ禍で、田畑家の面々もマスク姿が多くなりました。社会のニュースを題材にする時、迷うこともあります。が、目に触れやすい新聞の四コマ漫画で人を傷つけることがないように──。それが僕の信条です。
これからも、一つ一つコツコツと描き続けていきます。