実物大ガンダム動く!NHKがカメラ12台で最後の起動テストを生中継

全高18mの動く実物大ガンダム。 (写真提供:NHK)

12月19日にお披露目される全高18mの動く実物大ガンダム。その最後の起動テストを生中継する番組「生中継!ガンダム動く」が、12月18日16時30分からNHK BSプレミアムにて放送される。

「生中継!ガンダム動く」では、神奈川・横浜のGUNDAM FACTORY YOKOHAMAで公開される、実物大ガンダムの迫力満点の動きを12台のカメラで生中継。6階建てのビルに匹敵するというその巨体がガンダムらしく動くメカニズムを紹介する。番組には「機動戦士ガンダムSEED」などで主題歌を担当した西川貴教、ガンプラ作りを趣味とし先日、ガンプラ40周年ビルドアンバサダーにも就任した本郷奏多が登場。最も間近でガンダムのパーツや動きを紹介するリポーターを、ガンプラのワールドカップにて日本予選2位の実績も持つお笑いコンビ・パンクブーブーの佐藤哲夫が、番組のナレーションを「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイ役で知られる古谷徹が務める。さらに、ガンダムの生みの親である富野由悠季監督が登場することも明かされた。

また、12月21日22時よりNHK総合にて、実物大ガンダム製作の裏側を追ったドキュメンタリー番組「ガンダムを動かせ ~夢に挑んだエンジニアたち~」もオンエアされる。番組では、産業用ロボットに使われる精密モーターと新開発の減速機、アニメと同じ設定の全高18mの巨体を支えるクレーン技術など、実物大ガンダムに込められたメカニズムと、製作の舞台裏を公開。会社を辞めてこのプロジェクトに挑んだというリーダーをはじめ、少年時代にガンダムに夢中になったエンジニアたちの情熱と技術に迫っていく。同番組では司会をバナナマンの設楽統が務め、ゲストとして及川光博,片桐仁,早稲田大学名誉教授の橋本周司が名を連ねた。

「生中継!ガンダム動く」

NHK BSプレミアム:2020年12月18日(金)16:30~18:00

「ガンダムを動かせ~夢に挑んだエンジニアたち~」

NHK総合:2020年12月21日(月) 22:00~23:00