烈海王が異世界で復活ッッ!!「刃牙」スピンオフが月チャンで開幕、板垣恵介は非公認

「バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」扉ページ

板垣恵介原案、猪原賽原作による陸井栄史「バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」が、本日11月6日発売の月刊少年チャンピオン12月号(秋田書店)でスタートした。

同作は板垣の「グラップラー刃牙」シリーズに登場する、烈海王を主人公としたスピンオフ。今号には一挙3話掲載されており、本編で命を落とした烈が異世界に転生して戸惑うさまや、同じく「刃牙」の世界から転生したある人物と出会うシーンなどが描かれている。陸井は月刊少年チャンピオンで連載していた「月チャン編集部の秋田書店オンラインストア向上委員会」の中で烈海王の異世界転生ものを連載したい旨をアピールしていたため、このたびそれが実現した形だ。今号のカラーページには、担当編集者が連載の企画書を板垣に持ち込んだ際のレポートも掲載されており、板垣は連載の許可について特に返答していないものの、編集部は「最終手段。非公認のまま始めます!!」としている。

またオクショウ原作、KMD監修による増渕ウナムの新連載「ノー・レセプション ~電波の無い国~」もスタート。同作は電波が消えてしまった世界を舞台としたサスペンスだ。水道や電気は使えるものの、電波だけが世界から消失し、インターネットや交通インフラが麻痺している中、ニューヨークに住んでいるポール・ルーカスが、この電波消失事件の実行犯だと疑われることになるが……。

そのほか恒例となっている、高橋ヒロシ「クローズ」30周年を記念したインタビューには、GENERATIONS from EXILE TRIBEの数原龍友が登場した。また本日、高橋ヒロシ原案、鈴木大原作による山本真太朗「WORST外伝 ゼットン先生」1巻が発売されることを記念し、単行本の着せ替えカバーを付録に用意。カバーの表紙には、10月号のグラビアで「クローズ」とのコラボグラビアを披露した伊織もえの写真が使用されている。