「クレヨンしんちゃん」にケツメイシが出演、劇中で「だゾ」のセリフも披露

アニメ「クレヨンしんちゃん」に登場するケツメイシのRYO(左)と大蔵(右)、しんのすけ(中央)。

臼井儀人原作によるTVアニメ「クレヨンしんちゃん」11月7日の放送回にケツメイシの大蔵、RYOがゲスト出演する。

「クレヨンしんちゃん」では、10月から新たなオープニング主題歌としてケツメイシの「スーパースター」を使用中。ケツメイシは、2016年に公開された「映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃」でも主題歌を担当していた。今回のアニメで2人は、「クレヨンしんちゃん」ならではとも言える「~だゾ」という語尾のセリフも披露。さらに、大蔵は坊主にサングラス、RYOはキャップを被った姿と、2人の特徴を捉えたキャラクターの姿もお目見えした。

アフレコはしんのすけ役の小林由美子とともに行われ、小林も「ケツメイシさんがしんちゃん語を言ってくれた!」と感激していたことが明かされている。また、ケツメイシの2人からはコメントも到着。「~だゾ」というセリフへの挑戦について聞かれた大蔵は「しんちゃん役の小林さんのテンションに気分が上がり、そのままのノリで挑戦しました。言ってみると、案外楽しいものですね(笑)」と話し、RYOはアフレコで苦労したことを聞かれ「2人同時にセリフを言う場面は、お互いの存在を感じながら挑戦するしかありませんでした」と答えている。

ケツメイシ コメント

今回の出演オファーについて

大蔵:素直にうれしかったです。光栄な話なので出演させていただきました。
RYO:アニメという動く形で「クレヨンしんちゃん」に参加できたことがうれしいです。音楽同様、アニメもずっと残ってくれると思うので。

アフレコの感想

大蔵:思った以上に難しかったです。数十秒のシーンにいろんな方の力と技術をかけていらっしゃることが分かりました。
RYO:わずかなシーンでもだいぶ時間がかかるものだと実感しました。これからは声優さんへの尊敬の目線でアニメを拝見します。

アフレコでの苦労

大蔵:たった一言を言うタイミングや間の開け方はそう簡単にできるものではありません。あと、僕とRYOさんの二人で同時にセリフを言う場面!合わせるのが大変でしたね。
RYO:音楽だとリズムがあって、このタイミングで入るとか合わせるとかが分かりますが、アフレコは台詞を始めるタイミングを掴むのが難しい。特に二人同時にセリフを言う場面は、お互いの存在を感じながら挑戦するしかありませんでした。

「だゾ~」という“しんちゃん語”への挑戦について

大蔵:しんちゃん役の小林さんのテンションに気分が上がり、そのままのノリで挑戦しました。言ってみると、案外楽しいものですね(笑)
RYO:隣で小林さんが「だゾ~」と言うたび、ものすごく響くんです。その横で素人の自分も「だゾ~」と言っていいのか、何だか申し訳なかったです。

(c)臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK