「宇宙戦艦ヤマト」新作総集編、月面着陸からガトランティス戦役まで描く特報

「『宇宙戦艦ヤマト』という時代 西暦2202年の選択」特報

アニメ「宇宙戦艦ヤマト 2199」「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」を再構成した総集編「『宇宙戦艦ヤマト』という時代 西暦2202年の選択」の特報が公開された。

特報は西暦1969年の人類月面着陸から2042年の火星到達、2202年のガトランティス戦役に至るまでを描いた内容。映像の一部には作業途中の新規カットが使われている。

また福井晴敏とともに脚本を担当している皆川ゆかからはコメントが到着。中学生だった皆川が従兄とともに「宇宙戦艦ヤマト」の映画を見に行ったときのエピソードを明かしつつ、「脚本を書かせてもらっているときも、ときどきあのときの『兄さん』と一緒に、21世紀にリブートされたシリーズを見ている気分になった。だから、とうの昔にわたしはあのときの『兄さん』の年を越えてしまったけれど、ついいってしまうのだ。どう?やっぱりヤマトはいいよね」と作品愛を滲ませた。

「『宇宙戦艦ヤマト』という時代 西暦2202年の選択」は「宇宙戦艦ヤマト 2199」「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」でシリーズ構成を務めた福井が、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」を中心に新たな切り口で再構成した特別総集編。2021年1月15日に劇場上映されるほか、同日に各種配信サービスにてデジタルセル版が先行配信スタート、Blu-ray特別限定版が発売される。

皆川ゆか(脚本)コメント

あの日、うちに下宿していた従兄が映画に行くぞと、まだ中学1年生だったわたしを朝から連れだした。
電車で1時間以上かけて着いた渋谷の映画館はもの凄い行列で、行きの時間よりも長いこと並んだように思う。
わたしはその「兄さん」が大好きで、マンガやSFの話を聞くのが楽しかった。そうして一緒に並んで見た映画が、『宇宙戦艦ヤマト』だった。40年以上経っても覚えている。今回、脚本を書かせてもらっているときも、ときどきあのときの「兄さん」と一緒に、21世紀にリブートされたシリーズを見ている気分になった。だから、とうの昔にわたしはあのときの「兄さん」の年を越えてしまったけれど、ついいってしまうのだ。どう?やっぱりヤマトはいいよね。

「『宇宙戦艦ヤマト』という時代 西暦2202年の選択」

2021年1月15日(金)に劇場上映スタート

スタッフ

原作:西崎義展
製作総指揮・著作総監修:西崎彰司
構成・監修:福井晴敏
脚本:皆川ゆか、福井晴敏
脚本協力:岡秀樹
設定アドバイザー:玉盛順一朗
ディレクター:佐藤敦紀
制作:studio MOTHER

西崎義展、西崎彰司の崎は立つ崎が正式表記。

(c)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
(c)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会