池辺葵「ブランチライン」1巻、それぞれの社会で真摯に生きる女系家族を描く

「ブランチライン」1巻

池辺葵「ブランチライン」の1巻が、本日10月8日に発売された。

「繕い裁つ人」や「プリンセスメゾン」で知られる池辺が、とある女系家族を描く「ブランチライン」。シングルマザーの長女・イチは息子の岳とハワイで暮らし、次女の太重は役所勤務、三女の茉子は喫茶店を営み、末っ子の仁衣はアパレル会社で働き、母親はバスも通らない山の上にある実家を1人で守っている。今は離れて暮らしている彼女たちが、ときどき実家に集まったり、SNSでメッセージを送りあったりしながら、それぞれの社会で真摯に生きるさまが描かれる。フィール・ヤング(祥伝社)で連載中だ。なお電子版には、描き下ろしのマンガペーパーが特典として用意されている。