「シャーマンキング」東京凱旋展が明日から!原画を多数追加、20年の歴史を振り返り

「『シャーマンキング展』東京凱旋」より。

武井宏之「シャーマンキング」の原画展「『シャーマンキング展』東京凱旋」が、明日9月4日から13日まで東京・池袋サンシャインシティのワールドインポートマートビル4Fで開催される。これに先がけ、同展の内覧会が本日9月3日に行われた。

「シャーマンキング」の出版20周年を記念し、2019年11月より東京、大阪、青森を巡回して再びの開催となる同展。まず会場に入ると、武井が扮する民芸学者・万田院光の肖像画が来場者たちを出迎える。その隣で、武井が同展のキービジュアルを描く制作風景を上映。登場人物紹介として、シャーマンファイトに参加したキャラクターたちのパネルも飾られた。

一歩進むと、ホワイトの跡までじっくり堪能できる原画展示のコーナーが。東京凱旋のために追加されたものも含み、多数の原画が「シャーマンキング」のエピソード順に並んでいる。その奥には「恐山ル・ヴォワール」のストーリーを原画と映像で楽しめるコーナーが登場。これまでの黒を基調とした内装から一転、雪のように真っ白な壁に変わる。ここでは林原めぐみが歌唱した「恐山ル・ヴォワール」が流れ、厳かな雰囲気が演出された。

また物語の終盤に迫ったコーナーでは、最終回の原画全ページを公開。その先では、キャラクターの線画イラストが展示されている。ここからは、同展で唯一撮影不可となるカラー原画の展示コーナーへ。第1回「幽霊と踊る少年」のカラー扉をはじめ、単行本の表紙イラストがずらりと並んだ。

同展の終盤では、武井の秘宝を披露するコーナーも。武井が作画時に参考にした「春雨」のもとになった刀や、ホロホロこと碓氷ホロケウの「イクパスイ」のモデルが展示された。また武井の32歳を祝い、武井の弟がプレゼントしたという手作りの紙粘土人形も見ることができる。

最後には葉たちが巡った地を追体験できるフォトスポットが登場。ふんばり温泉やPATCH’S CAFE 豆のイラストが、背景パネルとして大きく展示されている。葉をはじめとするメインキャラクターが勢ぞろいし、スタンドパネルとして並ぶコーナーも設けられた。

「シャーマンキング展」東京凱旋

期間:2020年9月4日(金)~13日(日)
時間:10:30~20:30
会場:東京都 池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA