匂いをめぐるファンタジー&復讐描くサイコサスペンス、新鋭のW新連載が別マガで

「らすときす」の扉ページ。

中島あきら「らすときす」と、中武士竜「十字架のろくにん」の新連載2本が、本日3月9日発売の別冊少年マガジン4月号(講談社)にてスタートした。

「らすときす」は、鼻が敏感すぎる男子高校生・犬上希須をめぐるファンタジー。子供の頃から嗅覚が鋭く、鼻栓とマスクをしていても周囲の匂いに苦んできた犬上は、唯一、祖父が清潔に保ってくれている家の中だけが落ち着ける場所だった。そんなある日、彼の部屋に、顔に傷のある謎の美女が現れて……。

また「十字架のろくにん」は、漆間俊の復讐を描くサイコサスペンス。小学6年生の俊は、同級生の5人組にいじめられている。優しい父と母、かわいい妹にはそれを悟られないように暮らしていた。ところが俊に対するいじめはエスカレートしていき……。

そのほか今号では、館ノ川駿「魔王さまの抜き打ちダンジョン視察」、秋山直衛「神威事変」が完結。また4月9日発売の次号5月号からは、押見修造「おかえりアリス」、亀ユウキ「マッスルグリル THE COMIC」、橿原まどか「4人はそれぞれウソをつく」の新連載3作品がスタートする。