“機械の母と娘の話”など、温かな絆を描いた江戸川治の作品集「マザー」

「マザー」

江戸川治の短編集「マザー」が、本日2月12日に発売された。

表題作の「マザー」は、ガスマスクを付けた少女とロボットの“お母さん”の絆を描いたSF作品。江戸川が本作をTwitterで公開したところ、およそ10万リツイート、23万超のいいねを獲得した読み切りだ。そのほか胸に時限爆弾を埋められた囚人と看守の旅を描く「カウントダウン」、夢を食べる獏の女の子と悪夢ばかり見てしまう青年のせつない恋物語「苦い悪夢」、勇者に負けた魔王の“生首”を奴隷の少女が拾う「まおうの首」など、全6編の温かな物語が収録された。