日本の昔話は異常犯罪の記録?「4分間のマリーゴールド」のキリエ新連載

「てっぺんぐらりん~日本昔ばなし犯罪捜査~」の扉ページ。

「4分間のマリーゴールド」で知られるキリエの新連載「てっぺんぐらりん~日本昔ばなし犯罪捜査~」が、本日8月9日発売のヤングアニマル16号(白泉社)でスタートした。

「てっぺんぐらりん~日本昔ばなし犯罪捜査~」は、父親の凄惨な死体を息子が見てしまう場面から始まる。その少年はやがて堅物な刑事になり、検挙率の低い昨今の異常犯罪について「人間じゃない何かの仕業なんじゃないか」という考えに行き着く。藁をも掴む思いで、日本の昔話を研究する変人教授の研究室に向かい……。

また今号には「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」の武田一義と、劇作家であり「不死身の特攻兵」の原作も務める鴻上尚史の対談を掲載。ともに戦争マンガに携わる2人が、終戦記念日を前に戦争を描くことの意味を語り合っている。

このほか後藤羽矢子「うわばみ乙女ずかん」、上田信舟「えびがわ町の妖怪カフェ」が完結。「うわばみ乙女ずかん」2巻は11月末に、「えびがわ町の妖怪カフェ」5・6巻は9月末に発売される。

なお9月9日に誕生する新増刊・ヤングアニマルZERO(白泉社)の作品ラインナップ第2弾も誌面で発表。8月5日に花とゆめ(白泉社)誌上で明らかになった福山リョウコの新連載「聴けない夜は亡い」に加え、藏丸竜彦と杉山惇氏の新連載も告知された。