原画にスポットを当てた「よつばと!」展、メイキング映像や膨大な資料写真も

「『よつばと!』最新原画展」の様子。

あずまきよひこ「よつばと!」の原画展「『よつばと!』最新原画展」の内覧会が、本日4月4日に東京・池袋のパルコミュージアムにて開催された。

明日4月5日から22日にかけて同会場にて行われる「『よつばと!』最新原画展」。10周年を記念して開催された「よつばとダンボー展」に続く第2弾として、今回は原画にスポットを当て、「よつばと!」13巻と14巻の原画を中心に過去の原画も交えた展示が行われる。また原画をより楽しむために、ネーム、作画資料、メイキング映像なども集められ、マンガの制作過程から完成原稿までを間近で体感できる内容となっている。

原画展の入り口では、よつばとダンボーの人形がお出迎え。まずはモノクロのマンガ原稿の展示からスタートする。原稿用紙1枚1枚が額に飾られ、スクリーントーンを極力使用しなくなっているという近年の生原稿が堪能できる。さらに展示の合間には執筆道具や、原稿を執筆する様子を捉えた動画もお目見え。どのような過程を経て、マンガ原稿が描き上げられていくのかをリアルに楽しむことができる。

マンガ原稿のコーナーを抜けると、単行本のカバーイラストをプリントアウトして展示するコーナーに突入。単行本としてデザインされる前のイラストを見ることができる貴重な機会だ。線画を取り込んだあとの工程を収録した、カラーイラストのメイキング動画と併せて見ることで、新しい発見がありそうだ。

そして展示の最後には、「よつばと!」の制作に使用された膨大な資料写真も登場。また作中に登場するアイテムのモデルとなった小道具の展示や、「ジュラルミン鳴き声体験コーナー」も用意されている。またオリジナル限定商品や関連グッズを集めた「よつばとダンボーストア」には、イベント先行販売となるグッズなども多数揃えられた。

「よつばと!」最新原画展

期間:2019年4月5日(金)~4月22日(月)
時間:10:00~21:00(※最終日は18:00閉場、入場は閉場の30分前まで)
会場:パルコミュージアム

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