アニメ「サザエさん」初期放送分をデジタル化、大山のぶ代演じるカツオも

初期「サザエさん」ビジュアル

長谷川町子原作によるTVアニメ「サザエさん」より、1969年10月の第1回放送分から1970年10月の第53回放送分までのエピソードがデジタル化。本日12月25日24時よりフジテレビが運営する動画配信サービス・FOD、Amazon Prime Videoにて、そのうちの50回分が一挙配信される。

1969年10月5日より放送開始され、来年10月に50周年を迎えるTVアニメ「サザエさん」。この度の配信では、第1回放送分のカツオが75点のテストを持ち帰り、フネとサザエは大喜びする「75点の天才!」や、押売りの男が磯野家にやって来る「押売りよ こんにちわ!!」など、現在放送中の「サザエさん」とは作風や表現も異なる放送初期の「サザエさん」を楽しむことができる。また大山のぶ代演じるカツオ、山本嘉子演じるワカメ、麻生美代子演じる舟、近石真介演じるマスオ、永井一郎演じる波平といった、初期キャストによる演技にも注目だ。

プロデューサー・渡辺恒也(フジテレビ編成部)コメント

放送50周年の節目を前に、今まで35mmネガフィルムの状態で倉庫に眠っていた初期の『サザエさん』をデジタル化し、後世に映像遺産として残すことができることを大変嬉しく思います。また、貴重な初期作品を再び皆様にご覧いただくことが、アニメ『サザエさん』の歴史を振り返る大きな機会になると期待しています! 初期作品は、現在放送中の『サザエさん』とは作風や表現も異なっていて、見比べてみてもそれぞれに新しい魅力を発見してもらえると思います。アニメ『サザエさん』は50周年を迎えるとともに、 ますます“挑戦”を続けていきたいと思いますので、 これからも応援をよろしくお願いします!

(c)長谷川町子美術館