水島新司「ドカベン」シリーズ次週完結!46年、計200巻以上の歴史に幕

「ドカベン」シリーズの主人公、山田太郎。

水島新司「ドカベン ドリームトーナメント編」が、6月28日発売の週刊少年チャンピオン31号(秋田書店)にて完結する。これは本日6月21日発売の同誌30号で発表されたもので、これにて「ドカベン」シリーズは46年の歴史に幕を閉じる。

「ドカベン」は1972年に週刊少年チャンピオンでスタートした野球マンガ。“ドカベン”こと山田太郎や、岩鬼正美、殿馬一人、里中智らが所属する明訓高校野球部とライバルたちの戦いを描き、アニメ化、実写映画化も果たした。その後は「球道くん」「一球さん」「野球狂の詩」などの水島作品キャラクターが一同に介する「大甲子園」、山田らが実在のプロ野球チームに所属する「プロ野球編」、パ・リーグに2チームが新設される「スーパースターズ編」を経て、2012年からは最終章として実在の12球団と作品オリジナルの4球団を交えた「ドリームトーナメント編」が連載中。単行本は現在までにシリーズ合計で203巻が刊行されており、「ドリームトーナメント編」最新33巻が8月8日に発売される。

週刊少年チャンピオン31号の「ドリームトーナメント編」最終回は、巻頭カラー12ページを含む40ページで登場。最終回を描き終えた水島による特別寄稿や、「ドカベン」シリーズの歴史年表も掲載されるほか、表紙イラストを使用したQUOカードプレゼント企画も実施される。