改蔵は役者だった…?久米田康治が放つB級スターシステム「スタジオパルプ」1巻

「スタジオパルプ」1巻

久米田康治「スタジオパルプ」の1巻が、本日5月31日に発売された。

「スタジオパルプ」は楽園 Le Paradis [ル パラディ](白泉社)にて連載中。「かってに改蔵」「さよなら絶望先生」など久米田の過去作のキャラクターが役者という設定で多数登場する“B級スターシステム”を採用し、雑多な物語を繰り広げる。久米田は単行本の巻末で「作者が生み出したキャラクターを役者に見立てて他の自分の漫画にも出演させる」「漫画の神様手塚治虫が創造した崇高なるシステム」とスターシステムについて語るも、「私が生み出したキャラクターにはスターと呼べる者がいないのです」と嘆き、久米田節を炸裂させた。なお1巻の刊行を記念し、一部の書店では書店共通ペーパーも用意されている。