米沢嘉博「戦後怪奇マンガ史」登場作品の展示イベント、日野日出志らのトークも

「米沢嘉博の『戦後怪奇マンガ史』展 ~怪奇・恐怖マンガの系譜 1948-1990~」チラシ(表)

「米沢嘉博の『戦後怪奇マンガ史』展 ~怪奇・恐怖マンガの系譜 1948-1990~」と題された展示イベントが、6月1日から9月30日まで、東京・明治大学の米沢嘉博記念図書館にて開催される。入場料は無料。

マンガ評論家の米沢がホラーハウス(大陸書房)で連載していた「戦後怪奇マンガ史」「恐怖マンガの系譜」をまとめた書籍「戦後怪奇マンガ史」が、2016年に刊行された。このたびの展示イベントは同書に登場した作品の原画や資料を、4期に分けて展示。また会場2階の閲覧室では、怪奇マンガコーナーを展開。米沢が薦める恐怖マンガの数々や、「戦後怪奇マンガ史」「恐怖マンガの系譜」などを手に取って読むことができる。

関連トークイベントとして、6月9日には「戦後怪奇マンガ史」に協力した4名による「今こそ読みたい戦後怪奇マンガ&『戦後怪奇マンガ史』」、8月4日には日野日出志と落語家・瀧川鯉朝による「原色の地獄絵」、9月8日にはライター・編集者である粟生こずえ、四海鏡による「1990年以降の怪奇恐怖マンガ」がそれぞれ実施される。いずれも閲覧料金は無料だが、米沢嘉博記念図書館の会員登録が必要となる。

「米沢嘉博の『戦後怪奇マンガ史』展 ~怪奇・恐怖マンガの系譜 1948-1990~」

会場:米沢嘉博記念図書館1階展示室
第1期:2018年6月1日(金)~6月25日(月)
第2期:2018年6月29日(金)~7月23日(月)
第3期:2018年7月27日(金)~8月27日(月)
第4期:2018年8月31日(金)~9月30日(日)
※火・水・木曜日は休館(祝日の場合は開館)
入場料:無料

「今こそ読みたい戦後怪奇マンガ&『戦後怪奇マンガ史』」

日時:2018年6月9日(土)16:00~17:30
出演:米澤英子、想田四、成瀬正祐、白峰彩子

日野日出志『原色の地獄絵』」

日時:2018年8月4日(土)16:00~17:30
出演:日野日出志
聞き手:瀧川鯉朝

「1990年以降の怪奇恐怖マンガ」

日時:2018年9月8日(土)16:00~17:30
出演:粟生こずえ、四海鏡