映画「青夏 Ao-Natsu」は葵わかな&佐野勇斗のW主演、制服姿もお目見え

左から葵わかな扮する理緒と、佐野勇斗扮する吟蔵。

南波あつこ原作による実写映画「青夏 Ao-Natsu」のキャストが発表された。

8月1日に公開される「青夏 Ao-Natsu」は、夏休みを田舎で過ごすことになった都会育ちの女子高生・理緒と、そこで出会った、硬派だけど少しイジワルな男子・吟蔵を描くラブストーリー。2013年7月から2017年8月まで別冊フレンド(講談社)にて連載され、単行本は全8巻が発売中だ。

理緒役を葵わかな、吟蔵役を佐野勇斗(M!LK)が演じ、吟蔵の幼なじみ・万里香役は古畑星夏、理緒に恋する男子高生・祐真役は岐洲匠が務める。そのほか理緒と同級生・あや役に久間田琳加、吟蔵の同級生のナミオ、さつき役にそれぞれ水石亜飛夢と秋田汐梨、祐真の同級生・タカヤ役に志村玲於(SUPER★DRAGON)が名を連ねた。

映画の監督は古澤健、脚本は持地佑季子が担当。なおLINE LIVEにて、映画への出演権と公開までのLINE LIVEスペシャルサポーターを兼ねたオーディション企画も開催される。詳細は3月9日昼ごろに配信されるLINE LIVEにて発表予定だ。

南波あつこコメント

この度、『青夏』映画化のお話をいただいたこと、とても光栄で嬉しく思います。漫画の『青夏』の世界が、どんな風に形を変えて一本の映画作品になるのか、完成をとても楽しみにしています。キャストの皆様、スタッフの皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
そして、連載中、応援・支えてくださった読者の皆様、この場をお借りしてお礼を申し上げます。皆様のおかげで最後まで走れました。
本当にありがとうございました。

葵わかな(理緒役)コメント

今回のお話をいただいて、少女漫画の女の子を演じさせて頂く事に素直に驚きました。自分の中にこういった役のイメージがなかったので、どうなるんだろう?とドキドキしたのを覚えています。
佐野さんとは3年ぶりくらいの共演ですが、原作の吟蔵と佐野さんがそっくり!と思っているので、ご一緒するのがたのしみです。
原作を読ませていただいて、みんなが一生懸命なお話だと感じました。
周りの人からみたら小さな事でも、全力で悩んで全力で走っている、そんな理緒や吟蔵がもどかしいけどかわいらしいと思って頂けるように、演じていきたいです。
今までで一番、「楽しい」をえらぶ夏にしたい!

佐野勇斗(吟蔵役)コメント

原作を読ませていただいたとき、とても面白くてすぐに読み終えてしまいました。また、田舎のどこか懐かしい風景の中で描かれる物語で、読んでいて心がとても温かくなりました。
そしてとにかく、吟蔵がかっこいい!
僕がそんなかっこいい役を頂けて、恐れ多い気持ちでいっぱいですが、任せて頂いたからには全力で演じたいと思います!
葵さんとは2度目の共演となるのですが、当時からすごく仲良くさせて頂いているのでとても心強いです。
撮影は自然豊かなところで行われるということで、美味しい空気をたくさん吸って、吟蔵として青夏の世界に入り込めるように挑んでいきたいと思います。
観てくださるみなさんを、今までで1番「キュン」とさせる夏にしてみせます!

古澤健監督コメント

今の時代は、あえて普通と違うことして自分を守ろうとする生き方のほうが多い気がします。だからこそ、理緒の「運命なんかあたしが自分で作んの!」というまっすぐな想いは大事なメッセージなんだと思いますし、それが映画版でも多くのひとに届けばいいなと願っています。理緒役の葵わかなさんは非常に知的で情熱のある女優だな、と感じています。原作や台本の感想などを聞きながら、僕の方がいつも刺激をもらっています。原作の理緒の魅力を体現しつつ、更に新しい「青くて熱い夏」を見つけてくれると期待しています。吟蔵役の佐野勇斗さんはひとの意見を柔軟に受け入れながら、自分なりの解釈をうまく出せる俳優だと思います。ひとへの細やかな気遣いを見せながら、ちょっとした瞬間にクールなかっこよさを見せるところなんか、吟蔵そのままかもしれません。

気心のしれた、かつ意欲にあふれた、なじみのプロデューサー・スタッフとともに、新しい「夏の映画」を生み出したいと意気込んでいます。

映画「青夏 Ao-Natsu」

2018年8月1日(水)全国公開

スタッフ

原作:南波あつこ「青夏 Ao-Natsu」(講談社「別冊フレンド」刊)
監督:古澤健
脚本:持地佑季子
配給:松竹

キャスト

理緒:葵わかな
吟蔵:佐野勇斗(M!LK)
万里香:古畑星夏
祐真:岐洲匠
あや:久間田琳加
ナミオ:水石亜飛夢
さつき:秋田汐梨
タカヤ:志村玲於(SUPER★DRAGON)

(c)2018映画「青夏」製作委員会