わかつきめぐみ新刊は、ワケあり品を預かる古道具屋の新米主人と気が強い女中の物語

「古道具よろず屋日乗」

わかつきめぐみ「古道具よろず屋日乗」 が、本日2月20日に白泉社から発売された。単行本には描き下ろしの最終話が収録されている。

「古道具よろず屋日乗」は、ワケありの品を預かり、憑き物が落ちたら持ち主に返すという奇妙な古道具屋の物語。叔父から店を継いだばかりの冬耶は、半端なことをしては女中のトメにどやされてばかり。子供用の小さなタンスを預かった冬耶は、子供はおもちゃが好きだからと木を削ってだるまを作りタンスに入れてみるがなにも起こらず、「つくってやったのに」と不満を漏らす。それを見ていたトメは「自分の勝手な思いつきを押しつけただけじゃないか」「してやったんだからこっちの言うこときけって言ってんのと同じだよ」と主人の傲慢な態度をいさめる。人の気持ちもワケあり品の「ワケ」もわからない、未熟な主人公の新米主人ぶりを描く。