奴隷の少女と王子が密会、しかし一夜で様子は一変…LaLaDXで新連載2本開幕

「緋色の枷のラーレ」扉ページ

みどり子による新連載「緋色の枷のラーレ」と、鴨まどりによる新連載「筆先のエトワール」が本日4月5日発売のLaLaDX5月号(白泉社)でスタートした。

「緋色の枷のラーレ」の主人公は王宮で働く奴隷の少女・ラーレ。奴隷の身分ながら自分の意思をしっかりと持ち、臆することなく人に立ち向かう彼女は、周囲からも一目置かれていた。そんな彼女にはとある秘密が。それは一国の王子・ルスランとの密会。幼い頃にひょんなことから知り合って以来、2人は定期的に会っていたのだった。彼に対して密かな思いを寄せるラーレだったが、ある日ルスランに房中術を教えさせるためにと強制的に一夜をともにさせられそうになる。いよいよそのときを迎えそうになった瞬間、宮殿で大きな爆発が起こり、とある衝撃的な事件が起こる。

「筆先のエトワール」の舞台は19世紀パリのオペラ座。バレリーナのエマは、踊るときに幻覚が見えるほど役にのめり込んでしまうことから、たびたび周囲に怒られてきた。そんな欠点を直そうと次のオーディションに備えている最中に、ぶっきらぼうな画家の青年・エドガーと出会う。彼はエマの踊り方に対して、それは本当に欠点なのかと問いかけてきて……。

そのほか今号では晴海ひつじ「土かぶりのエレナ姫」の連載が再開。一挙2話が掲載された。