80年代少年マンガの熱狂たどる特集が文春エンタで、北条司、ゆでたまご、稲垣理一郎登場

「週刊文春エンタ+」表紙

本日12月22日発売の「週刊文春エンタ+」(文藝春秋)にて、特集「80年代! 少年マンガの熱狂」が展開されている。

特集内には北条司のむらしんぼ、鳥嶋和彦、ゆでたまごの嶋田隆司、稲垣理一郎のインタビューを収録。北条が「キャッツ♥アイ」連載時のエピソードを語り、嶋田は「キン肉マン」が社会現象化していった時代の記憶をたどる。また週刊少年ジャンプ(集英社)が加速度的に発行部数を伸ばした1980年代に少年期を過ごした稲垣が、影響を受けた作品などを紹介した。また現在でもコミックマーケットに参加しているよしながふみが同人活動について語るインタビューや、人気作家から次世代の作家へと受け継がれた画風、作風を紹介する「少年マンガ誌 アシスタントの系譜」なども掲載された。

このほか今号ではモンキー・パンチ原作によるアニメ「ルパン三世」とアニメ「キャッツ・アイ」のコラボアニメ映画「ルパン三世VSキャッツ・アイ」の配信を記念し、北条がルパン三世と不二子、瞳を描き下ろしたイラストが表紙を飾った。TVアニメ「リコリス・リコイル」の名場面集や監督・足立慎吾のインタビュー、錦木千束役の安済知佳と井ノ上たきな役の若山詩音のインタビューとグラビアも収録されている。

また「週刊文春エンタ+」によるマンガ賞「週刊文春エンタ マンガ賞」の2022年下半期版では、トマトスープ「天幕のジャードゥーガル」が最高賞を獲得した。2022年に放送・配信されたアニメの中で審査員が最も観てほしいと感じた作品を選ぶ「週刊文春エンタ アニメ賞」ではNetflixオリジナルアニメ「サイバーパンク エッジランナーズ」が最高賞に。マンガ賞の審査員は粟生こずえ、尾崎世界観、加山竜司、志田未来、立川志ら乃、やまももが担当し、アニメ賞の審査員はANAIS、新谷姫加、小林航太、東京ホテイソンのショーゴ、多根清史、前田久が担当した。