妖精が見える特別な存在としてではなく、1人の人間として愛されたい少女の物語

「義妹が聖女だからと婚約破棄されましたが、私は妖精の愛し子です」1巻

桜井ゆきな原作による冬芽沙也「義妹が聖女だからと婚約破棄されましたが、私は妖精の愛し子です」1巻が、本日8月5日に発売された。小説を原作としたコミカライズ作品だ。

「義妹が聖女だからと婚約破棄されましたが、私は妖精の愛し子です」の主人公は、幼い頃から妖精の姿を見ることができた公爵令嬢・マーガレット。「妖精の愛し子」ではなく1人の人間として見てくれる人に出会えるようにと、妖精が見えることは隠すよう彼女は母に言いつけられていた。母を幼い頃に亡くしたマーガレットは、義母と義妹に意地悪されて育ち、そのせいで自己表現が苦手になり友達もできず、婚約者のはずの王子とも心が通わせられない孤独な日々を過ごす。そんな彼女が、真実の愛と友情を掴み取る物語が展開される。