俳優・松尾諭の自伝風エッセイ「拾われた男」を勝田文がコミカライズ

「拾われた男」上巻

松尾諭原作による勝田文「拾われた男」の上巻が、本日6月9日に文藝春秋から発売された。

ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」や映画「シン・ゴジラ」などに出演する俳優・松尾の自伝風エッセイをコミカライズした同作。俳優を目指して上京した青年・マツオは、致命的な滑舌とタイミングの悪さでどの劇団にも入れず、貯金も早々に底をついて大ピンチを迎えていた。そんなある日、マツオは道で偶然拾った航空券を警察に届ける。するとその落とし主は芸能事務所の社長で、「昨今稀に見る昭和顔だわ…!」と気に入られたマツオは彼女の事務所に所属することになり……。思わぬ形でマツオの俳優人生が幕を開ける。

なお仲野太賀主演により、同作を原作としたドラマがNHK BSプレミアムとディズニープラスで6月26日より放送・配信予定。6月7日には原作エッセイの文庫版も発売される。