市川猿之助が左腕骨折で歌舞伎「ワンピース」降板、代役に尾上右近

10月6日に行われた「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」囲み取材より。

尾田栄一郎「ONE PIECE」を原作にした「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」にルフィ、ハンコック役で出演していた四代目市川猿之助の降板が決定した。復帰の時期は未定。10月10日以降は、代役を尾上右近が務める。

市川は本日10月9日に行われた昼の部で、カーテコンコールの途中、花道にある舞台機構で降下する際に、衣装の一部が昇降装置に絡まり左腕を負傷。搬送された病院で、左腕骨折と診断された。配役の変更に伴い、サディちゃん役を坂東新悟、マルコ役を中村隼人が担当することも告げられた。

市川は「この度はご心配をおかけして誠に申し訳ありません。骨折してしまいました。でも心配しないでください、僕はゴムゴムの実の能力者ルフィです!元気です!」とコメントを寄せている。「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」は、11月25日まで東京・新橋演舞場にて上演。

市川猿之助コメント

この度はご心配をおかけして誠に申し訳ありません。骨折してしまいました。でも心配しないでください、僕はゴムゴムの実の能力者ルフィです!元気です!
僕のいない穴は若手たちがしっかり埋めてくれます。安心して劇場へお越しください。
スーパー歌舞伎II『ワンピース』という冒険は始まったばかり。どうか、11月25日の新橋演舞場千穐楽、4月の大阪松竹座、5月の御園座までの大航海を客席で見届けてください。
僕もなるべく早く復帰し、麦わらの一味として活躍できるよう、まずは治療に専念します!