「我々は宇宙人」コラショの目覚まし時計、ガラケー…平成の風景収めた予告映像
門脇康平が企画・脚本・監督を務める長編アニメーション映画「我々は宇宙人」より、“平成版予告”が公開された。
9月25日に全国公開される「我々は宇宙人」。普通であることに悩む内気な少年・翼と、クラスの人気者・暁太郎の30年にわたる友情が描かれる。2人は田舎町で出会い親友となるが、ある些細な事件をきっかけにその関係は引き裂かれてしまう。キャストには、翼役で坂東龍汰、暁太郎役で岡山天音が名を連ねた。
平成版予告には、翼と暁太郎が過ごした幼い頃の記憶とともに、当時の風景を収録。映像の随所には、ねじり棒ゼリーや固定電話、コラショの目覚まし時計、ガラケーなど、平成の子供たちの日常を彩ったアイテムが登場する。さらに休みを前に学校の道具箱や置き傘を持ち、ランドセルに背負って帰る姿など、何気ない日常の光景も映し出される。
門脇監督は“平成”を描くことについて、「まだ『平成』が終わってそれほどの時間は経っていないものの、すでにだんだん忘れつつある匂いや空気を真空パックして、劇場で観ている間だけは感覚レベルで『平成』を思い出すことができるような……そんな映画にしかできない体験を目指してつくりました」と、その意図を語る。また、下條友里プロデューサーは制作過程を振り返り、「平成」を彷彿とさせるモチーフの選定について、「脚本開発をする中で監督自身が実際に使用していたものや体験したことがあるものに加え、制作スタッフに馴染みのあるもの、見たら懐かしいと感じるもの、実家に必ずあるものなどを一覧にし、その中から選定していきました。商品などについては物語のリアリティを補強するためにも、許諾をいただいた上で作画したいという方針にチームでなったことから、制作スタッフで1社1社にアポイントを取り、作品の中でどのように登場するのかをご説明しながら、当時の商品等をお借りして制作を進めました」と、リアリティを追求したことを明かした。
門脇康平(監督)コメント
自分は平成8年に生まれました。
自分の生きた「平成」という時代は、一言で感想をまとめることのできない複雑なものだなと思います。良い時代だったと、ひとまとめにするにはあまりに多くのことがあった時代です。この作品では、その空気感を捉えようと企画の時から考えていました。
まだ「平成」が終わってそれほどの時間は経っていないものの、すでにだんだん忘れつつある匂いや空気を真空パックして、劇場で観ている間だけは感覚レベルで「平成」を思い出すことができるような……そんな映画にしかできない体験を目指してつくりました。
懐かしいモチーフ、当時だからあり得た人の動きや営みを見つけては、過去への愛おしさを募らせると思います。一方で、あの頃の何かを思い出してゾッとするような目線をスクリーンから感じるかもしれません。
そんな「平成」という時代の空気感をすべてひっくるめて、もう一度2時間だけ感じてもらえたら幸いです。
下條友里(プロデューサー)コメント
「平成」を彷彿とさせるような数々のモチーフは、脚本開発をする中で監督自身が実際に使用していたものや体験したことがあるものに加え、制作スタッフに馴染みのあるもの、見たら懐かしいと感じるもの、実家に必ずあるものなどを一覧にし、その中から選定していきました。
商品などについては物語のリアリティを補強するためにも、許諾をいただいた上で作画したいという方針にチームでなったことから、制作スタッフで1社1社にアポイントを取り、作品の中でどのように登場するのかをご説明しながら、当時の商品等をお借りして制作を進めました。
ご相談当時はまだ完成の見えない本作を応援いただき、美術協力という形で物語を彩っていただけたこと、大変感謝しております。
一度の鑑賞では全て見つけることができないかもしれませんが、みなさんの部屋に必ずあったあんなものやこんなものを、ぜひ画面の中から見つけていただきたいです。
長編アニメ「我々は宇宙人」
2026年9月25日(金)全国公開
スタッフ
企画・脚本・監督:門脇康平
音楽:Yaffle
企画・製作・制作:NOTHING NEW
協力:MIYU PRODUCTIONS
配給:TOHO NEXT・NOTHING NEW
キャスト
翼:坂東龍汰
暁太郎:岡山天音
小夏:山﨑天(櫻坂46)
バタ原:松井ケムリ
戸田聖也:佐野岳
戸田聖也(幼少期):大関れいか
松下エルモ:佐々木ありさ
書道の先生役:エド・はるみ
©NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS
