「チェンソーマン」最後の舞台挨拶で上田麗奈がとある要望「私とお母さんが喜びます」

劇場版「チェンソーマン レゼ篇」“炸裂御礼!ファイナル舞台挨拶”の様子。左から東山コベニ役の高橋花林、デンジ役の戸谷菊之介、レゼ役の上田麗奈、早川アキ役の坂田将吾

藤本タツキ原作による劇場版「チェンソーマン レゼ篇」の“炸裂御礼!ファイナル舞台挨拶”が本日3月21日に東京・TOHOシネマズ日比谷にて開催され、デンジ役の戸谷菊之介、早川アキ役の坂田将吾、東山コベニ役の高橋花林、レゼ役の上田麗奈が登壇した。

2025年9月19日に公開され、現在も上映が続いている劇場版「チェンソーマン レゼ篇」。3月18日までの181日間で観客動員706万人、興行収入107.4億円を突破している。この日の舞台挨拶の様子は全国の映画館348館でも生中継された。

公開後の反響を話す場面では、戸谷がいつも仕事をしているがこれまであまり話したことがなかったスタッフから、「息子がすごい『チェンソーマン』好きで」と話しかけられたことを明かし「『チェンソーマン』きっかけでお話ができて作品で繋がった縁です」と笑顔を見せる。高橋は公開中に同窓会があったと話し、自身は参加できなかったが「なんか高橋は『チェンソーマン』に出てるらしいぞ」と話題にしてもらえていると喜ぶ。続けて、「ちょっと出れてうれしかったです!(笑)」と登場シーンが少なめなことをとびっきり明るく自虐して笑いを誘った。

IMAXや4DXなどさまざまなフォーマットでも上映が行われた劇場版「チェンソーマン レゼ篇」。坂田はIMAX版でも鑑賞したそうで「音響が最高でした」と感動を伝える。戸谷は4DXでも鑑賞体験を体全体を使って表現し、会場から笑いが起こる。続けて香りにも言及し、コーヒーの匂いやデンジがヒロインたちを思い浮かべる際の“いい匂い”が印象に残ったそうで、「めっちゃ良かったっすね!」とテンション高めに紹介していた。

また“ファイナル舞台挨拶”ということで、これまでに配布されてきた来場者特典を振り返っていく。第1弾の冊子から、この“ファイナル舞台挨拶”の特典であるレゼが花束を抱いたビジュアルカードまで、各々が気になったアイテムを手に取っていく。上田は自身が助演声優賞、戸谷が主演声優賞に輝いた「第二十回 声優アワード」で、ビジュアルカードでレゼが持つ花束と似た花が届けられていたと話し、「エモーショナルな気持ちになりました」と笑顔を見せた。

劇場版「チェンソーマン レゼ篇」がなぜ多くの人に受け入れられたか?という話題では、坂田が「タツキ先生が考えた『レゼ篇』のストーリー自体が、劇場にフィットしていると思います。デンジとレゼのボーイミーツガールみたいなところから始まって、そこに軸を置いてアクションが展開されて。序破急というか、そこがガッチリフィットしたのも、皆さんの心を掴んだ理由の1つなんじゃないかなと思います」と的確に分析。MCを務めた奥浜レイラも「評論家の方ですか?」と思わず唸る。

上田はレゼの魅力に言及し、「とにかくドキドキさせたいんです」というスタッフたちの強い思いを受けて、「レぜをどう見せるか」にこだわったと話す。「お客さんの方々にもドキドキしてもらいたいし、デンジにもドキドキしてもらいたいし、そうするためにレゼをどう作っていくかをお芝居でもいろいろ試行錯誤しました」と振り返った。さらに「完成した映像を観て、これほどまでに魅力的なレゼに仕上がるんだと感動したんです。本当にレゼを かわいく描こう、魅力的に見せて心に残そうっていう 気合を感じるフィルムだったなと思います」と述べ、上田1人の力ではなく、作品に関わった大勢の人あってのレゼの魅力だと力強く語った。

さらに言い残したことを自由に発表するコーナーも展開。坂田が「MAPPAの超作画をコマ送りで観たい」と円盤化の要望を出す。上田もグッズがたくさん出ていることを前置きしつつ、もっと多くのグッズを出してほしいと要望を伝える。その理由を「思い出をいつでも思い出せるように、目に見えるところ置いておきたい」と話し、「母がレゼのフィギュアが欲しいと言ってくれて、いっぱい予約したんです。でも、もっとあってもうれしいなと思うので、グッズをもっと出していただきたい。私とお母さんが喜びます(笑)」と母親思いな一面を覗かせた。

最後の挨拶では上田は「『チェンンソーマン』への熱い思いだったり、たくさんの思い出を感じられた日々でした。この作品が好きとか楽しいとか、そういうポジティブな気持ちを本当に多くの方と共有できるということが、こんなにもうれしいことなんだというのを改めて感じさせてもらった作品だったなと思います」と思いを述べる。「これからも『チェンンソーマン』、そして「レゼ篇」のことを大切に心に残していただけたらうしいなと思います」と観客にメッセージを伝え、さらに続編制作も決まっていることから「戸谷さんがんばってください」とエールを送った。

戸谷は「本当に皆さんに楽しんでいただけているのがすごくうれしい」とロングランヒットを改めて喜ぶ。続けて「僕らがアフレコをしていた時期よりもずっと前からスタッフの皆さんが作ってくださっていて、こだわりをすごく感じながら僕らもアフレコさせていただきました。そこから駆け抜けて、今いるんだなというのはすごくうれしいし、終わってしまうのは悲しいなという気持ちなんです。皆さんに最後まで楽しんでいただきたいです」と話しイベントを締め括った。

(c)2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト (c)藤本タツキ/集英社