アニメ「マブラヴ」第1話は「最初からクライマックス」白銀武役の神木孝一語る

「マブラヴ オルタネイティヴ」第1話・第2話の舞台挨拶付き先行上映会より。左から佐伯伊織、伊藤美来、楠木ともり、神木孝一、奈波果林、田中貴子、Lynn。

TVアニメ「マブラヴ オルタネイティヴ」第1話および第2話の舞台挨拶付き先行上映会が、去る9月25日に東京・新宿バルト9で開催された。

10月6日よりフジテレビ「+Ultra」枠ほかで放送開始される「マブラヴ オルタネイティヴ」。戦術歩行戦闘機(戦術機)と呼ばれる人型兵器を用い、人類に敵対する地球外起源種「BETA」と長きにわたり戦いを続ける人間たちの過酷な運命が描かれる。イベントでは本編の上映後に白銀武役の神木孝一、鑑純夏役の楠木ともり、御剣冥夜役の奈波果林、榊千鶴役の伊藤美来、彩峰慧役の佐伯伊織、珠瀬壬姫役の田中貴子、鎧衣美琴役のLynnが登壇。原作ゲームのキャストからそれぞれの役を引き継いだ7人のメインキャストが、公の前で揃う初めてのイベントになった。

神木は武役を演じることに大きなプレッシャーを感じていたと告白。「原作ゲームから引き継ぐ、という点はもちろん、自分たちが作品のよさを引き出すためにもがき苦しんでいる。その分情熱を込めて準備しています」と話す。また神木のみ第2話のアフレコ収録に5時間もかかったものの、その後の話数では徐々に収録時間が2時間から3時間までの間に短縮されていったことも明かされ、神木はスタッフブースから拍手が送られ成長を感じたと振り返った。

伊藤は「以前の作品と、そのキャストの皆さまのお芝居を全部リスペクトしたうえで、自分たちの芝居を届けたい」と心構えを語る。そして楠木は「一言一言皆さんの記憶に残るような演技にしたい。感情の起伏や明確さが伝わるよう演技をしている」と自身の演技に込めた思いを伝えた。

また上映会で初披露された第1話「世界の日常」について奈波は、自身が演じる冥夜の出番はなかったものの「私たちもあのBETAと戦うのかと思うと、身が引き締まる」とコメント。神木はそのクオリティについて「最初からクライマックス」と表現し、オンエアへの期待を寄せる。さらに原作ゲームをプレイしたという伊藤は、第2話の中でも原作ゲームの再現度が高かったシーンについて話していた。

最後に楠木は「アニメでのマブラヴも愛していただけたら」と会場のファンにコメント。神木からは「調べれば調べるほど、本当に素晴らしい作品だと痛感している。全力でお届けできるようがんばっていきたい」とメッセージが送られ、イベントは閉幕した。

(c)aNCHOR / オルタネイティヴ第三計画