「賭ケグルイ」田中美海&徳武竜也が京都で収録の緊張感を語る、恒例のゲームも

「賭ケグルイ」トークイベントの様子。 (c)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会

河本ほむら尚村透原作によるテレビアニメ「賭ケグルイ」のトークイベントが、本日9月17日に京都・ロームシアター京都にて開催。早乙女芽亜里役の田中美海、鈴井涼太役の徳武竜也が登壇した。

「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2017」の一環として開催された同イベント。「ミケ」「ポチ」と百花王学園における“家畜”の証を首から下げた田中と徳武は、最終回を来週に控えた「賭ケグルイ」について、それぞれが演じる役どころや自身が演じるキャラクター以外で好きな登場人物を語り合った。

また2人が選ぶお気に入りシーンも発表。徳武は鈴井なりのがんばりが見えたシーンだと、第7話「拒絶する女たち」より生志摩妄戦のあと夢子と鈴井が会話するシーンを選んだ。加えてお気に入りシーンの“おまけ編”として、皇伊月が夢子、鈴井、芽亜里のもとに和菓子屋の和風モンブランを差し入れし、持っていた紙袋を見た鈴井が「あっ、それうちの」とつぶやく、彼の設定が気になる場面を挙げた。

一方の田中は第4話「家畜になった女」より、芽亜里が「私は私の人生を取り戻す!」と決意する場面から、木渡潤に対し「私の手はブタだよ!バーカ!」と言い放ちエンディングに入る演出をお気に入りとして選出。啖呵を切る場面も多い「賭ケグルイ」について、司会から「せっかくなのでこの場でやってみませんか?」と振られた田中は、客席に向かい「何ヘラヘラこっち見てんだよ、気持ちわりいな……てめえら全員、バーカ!!」と全力で罵倒を飛ばし、歓声と拍手が贈られた。

イベントでは「賭ケグルイ」のアフレコの話題も。徳武は「ほかの方が演じられているときは(アフレコブースの)後ろに座っているんですが、こっちが責められているように感じるくらい気迫がすごくて。鈴井くんと同じように冷や汗をかいてます」と現場の様子を語る。また緊張感のあるアフレコの中でも、収録の合間は和やかな雰囲気が流れていると言い、田中は蛇喰夢子役の早見沙織について、「夢子が伊月に迫るシーンとか(迫力が)すごいじゃないですか。背中だけ見てると本当に夢子だから、(マイク前から)戻ってきた早見さんが天使のような微笑みで、『あ、いつもの早見さんだ!』って安心しました(笑)」と収録中のエピソードを披露した。

トークの後は、「賭ケグルイ」のイベントでは恒例となったインディアンポーカーのコーナーへ。それぞれが引いたトランプを頭にかざし、自分の持っているカードが相手よりも大きいか小さいかを探りながら展開される同ゲーム。これまで2回とも徳武に負けている田中だが、観客や徳武の反応に惑わされながらも、3回目にして初の勝利を飾った。罰ゲームとして「僕、徳武竜也は負け犬だワーン!」とステージの真ん中で叫ばされてしまった徳武。そんな徳武を余裕の表情で見守っていた田中だが、自身も過去2回、同様の屈辱を味わったと振り返っていると、司会から「お客さんは田中さんのも聞きたいと思います」と提案されてしまい、渋々「私、田中美海は負け猫だニャン!」と罰ゲームのセリフを披露する羽目になった。

イベントの最後に、田中は「アニメもいよいよ最終回ですので、原作と一緒に楽しんでください」と、徳武も「『賭ケグルイ』を観てアドレナリンをドッバドバにしていただけたらと思います」とそれぞれ観客にメッセージを贈った。

アニメ「賭ケグルイ」の最終話は、MBS、TOKYO MXほかにて、9月23日より順次オンエア。なおBlu-ray / DVDの第1巻は、10月13日にリリースされる。

(c)河本ほむら尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ」製作委員会