電子BL雑誌ハニーミルクが5周年、一穂ミチが初の書き下ろしマンガ原作務める新連載

「ブルーモーメント」イラスト

講談社の電子BL雑誌・ハニーミルクが、6月10日配信のVol.60で創刊5周年を迎える。これにあわせ、一穂ミチが原作を書き下ろした新連載「ブルーモーメント」がスタートする。

「ブルーモーメント」は、「イエスかノーか半分か」などで知られるBL小説作家の一穂が、初めて書き下ろしでマンガ原作を手がける作品。パンデミック下の現代日本を舞台に、小さな飲食店を切り盛りする響と、客の尚人の関係が描かれる。マンガは「キーリングロック」や「ヒゲと鈴としゃぼん玉」などを同誌にて連載してきたymzが執筆する。一穂、ymzからのコメントも到着した。

さらに創刊5周年記念し「赤い糸」をテーマにさまざまな作家による描き下ろしイラストを掲載。Vol.60にはぴい、さねもり束、清永かすみ、さり、雁須磨子が登場する。

一穂ミチコメント

このたび、ymz先生と一緒にまんがをつくる機会に恵まれ、とても嬉しいです!
去年の春頃、世界じゅうの人と同じようにいろいろなことに悩み「来年はきっとこんなふうじゃないから」という希望を込めて、話を考えました。現状は残念ながら……。
なのですが「あの時期、どこかでこんな恋もあったかも」と読んでいただければ幸いです。
小説とはまた違う、ymz先生の眼差しを通した物語を、わたしも楽しみにしています。

ymzコメント

こんにちは、ymz(やまず)です。今作は、一穂ミチ先生原作のコラボ作品となっております。創刊5周年の記念号に、とても素敵な新連載が始まることを嬉しく思うばかりです。一穂先生が紡ぐ物語の空気感、世界観を漫画でお伝えできるよう作画してまいります。
新連載、どうぞよろしくお願いいたします!