司馬遼太郎のデビュー作「ペルシャの幻術師」を蔵西が週刊文春でマンガ化

「ペルシャの幻術師」第1話の見開き扉ページ。

本日4月28日に発売された週刊文春5月6・13日合併号(文藝春秋)で、司馬遼太郎原作による蔵西の新連載「ペルシャの幻術師」がスタートした。

「ペルシャの幻術師」は、昭和31年に第8回講談倶楽部賞を受賞した司馬の小説家デビュー作をコミカライズしたもの。13世紀を舞台に、ユーラシア大陸を席巻したモンゴル軍を率いる大鷹汗(シンホルハガン)ボルトルと、その命を狙う幻術師の物語が展開される。小説家の海音寺潮五郎が「幻覚の美しさに惚れこんだ」と絶賛した司馬のデビュー作を、「月と金のシャングリラ」が第24回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門審査委員会推薦作品に選出された蔵西が、美麗なタッチで描いていく。