板垣巴留が描く、愛を求める潔癖症な女性の物語「ボタボタ」が単行本に

「ボタボタ」

板垣巴留の新作「ボタボタ」の単行本が、明日4月8日に発売される。

「ボタボタ」の主人公は極度の潔癖症で、汚いものに触れると鼻血が出るという特異体質を持つ氷刈真子。その体質故に、男女の営みを行うことができない真子だったが、人並みのふれあいや全身全霊で人を愛することに憧れていた。そんな真子が愛を求めて、なんとかして男性と体を重ねようとする様子を描いていく。週刊漫画ゴラク(日本文芸社)で短期集中連載された。

なお単行本には、板垣が同じく週刊漫画ゴラクで2018年に発表した読み切り「白ヒゲとボイン」も収録。同作は白ヒゲをたくわえた大柄な男性と風俗嬢を描いた一編で、当時「BEASTARS」を連載していた板垣が描く“初の人間マンガ”という触れ込みで掲載された。なお板垣の「BEAST COMPLEX」2巻も明日刊行される。