自分を“神様”にしてくれるストーカーに執着…文野紋の短編集にSNS話題作など収録

「呪いと性春 文野紋短編集」

文野紋の短編集「呪いと性春 文野紋短編集」が、本日1月12日に刊行された。

同書にはSNSで計10万いいねを獲得した短編のリメイクを含む計6編を収録。月刊!スピリッツ(小学館)に掲載された表題作「呪いと性春」は女子高校生の三上真愛理が、自分を“神様”にしてくれるストーカー男子・高津戸に執着する歪な恋愛模様が描かれている。また地下アイドルとクラスの地味な女子による破滅的な百合物語「僕ら地獄の逃避行」、汚部屋女子のかわいらしくもリアルな生活観を綴った「秘密の花園PINK」、安心を求めて“パパ”を飼い、疑似家族を作り上げる「毒は廻る」、満たされない愛情を嘆く「神様の心臓」といった物語が収録された。

なお1月18日発売の週刊ビッグコミックスピリッツ7号(小学館)には、ZOCの香椎かてぃが同書の世界感を再現するグラビアが登場。香椎と文野の対談も掲載される。