苦くない、飲みやすい薬を作りたい!“中華おくすり物語”「旺華国後宮の薬師」

「旺華国後宮の薬師」1巻

甲斐田紫乃原作による初依実和「旺華国後宮の薬師」1巻が、KADOKAWAより刊行された。

薬売りの娘として生まれた主人公・英鈴は、後宮の官女として働きながら、女だてらに薬師を目指している。英鈴が“苦くない、誰でも飲みやすい良薬こそ至高”と考え、後宮で薬茶を売っていると、そんな処方に興味を持った皇帝から呼び出しがかかった。甘党な皇帝の、「苦い薬を飲みやすくしてほしい」という悩みを、持ち前の知識で見事に解決してみせた英鈴。皇帝のお気に入りとなり、順風満帆かと思いきや、後宮内での争いに巻き込まれて……。「旺華国後宮の薬師」は同名小説のコミカライズとしてCOMIC BRIDGEで連載中。