高橋留美子が紫綬褒章を受章、「気楽に楽しめる漫画をお届けし続けたい」

「MAO」1巻

高橋留美子が紫綬褒章を受章した。

学技術分野における発明・発見や、学術およびスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた人物に贈られる紫綬褒章。令和2年秋の褒章の発令は11月3日付けで行われる。1957年生まれ、新潟県出身の高橋は、大学在学中の1978年に「勝手なやつら」で第2回小学館新人コミック大賞少年部門佳作を受賞し、同作が週刊少年サンデー(小学館)に掲載されデビュー。以降「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」「犬夜叉」などの作品を数多く生み出し、代表作のほとんどが映像化され、いずれもマンガ史に残る人気作となっている。

高橋が最新作「MAO」を連載中の週刊少年サンデーは、公式Twitterにて高橋のコメントを公開。高橋は「身に余る褒章をいただき驚きもありましたが、しみじみと喜びを感じております」と喜びを伝えるとともに、「これを励みに今後ますます努力を重ね、読者の皆様が気楽に楽しめる漫画をお届けし続けたいと思っております」と読者へメッセージを送った。