魔夜峰央「2万光年翔んで新潟」発売、「典型的なSFになっております」

「2万光年翔んで新潟」

魔夜峰央の短編集「2万光年翔んで新潟」が、本日10月16日に発売された。

表題作の「2万光年翔んで新潟」は、1991年に発表された「目玉のマッチャン」を改題した短編。新潟に不時着した宇宙人にニューヨークだと嘘をつく新潟県民たちの姿が描かれている。「翔んで埼玉」の魔夜が描く、もう1つの“地方ディス”マンガだ。そのほかにも「急斜流貝男恋子(セクシャルバイオレンス)」「冥土ロボット パペッタちゃん」「トランシルバニアの化け猫」「ミーチャンネコパンチ」といった、今回が単行本初収録となる短編が収められた。また巻末には魔夜による新規のインタビュー「出身地・新潟を語る」のほか、魔夜が審査員長を務める「にいがたマンガ大賞」に寄稿したイラストの一部が収録されている。

なお単行本の発売に際し、魔夜は「タイトルが某作品に類似しておりますが、内容は全く違います。典型的なSFになっておりますので、どうかご承知おきください」と語り、「新潟には今でも非常に愛着を持っております。漫画を描きやすい県民性だと思います」とコメントしている。